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清幸さんの日々と仲間達
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虹に心救われて
2018.08.16
皆さんは  を見るとどのように感じますか?

虹は雨上がりの空に見ることが多く、その美しさもあって、
スピリチュアルな意味では、
  ・天からの贈り物
  ・止まない雨はない。やがて光が訪れる
  ・苦難を乗り越えたあとには、必ず光が差す
  ・だから、前向きに
などがあるようです。



実は、8月14日に愛犬・ミル(7月のブログ)が永眠しました。
17歳の誕生日直前でした。

生まれて数日の頃に、偶然ペットショップで出会い、抱かせて頂いた際、
幼かった息子の指を吸い、そのご縁から我が家に来ました。
その後、いろんな事がありました。

 ・初めて山方面へ行き広場で離した時、あまりの嬉しさに走り回り、その勢いで岩場からジャンプ!
  そうです、そのまま池にドッボーン
  ジャンプの瞬間のみんなの「あっ・・・」という顔は今でも鮮明に覚えています。
  慌てて池に飛び込み助け、私もずぶ濡れで即帰宅となりました。

 ・子供達が学校や習い事等でつらい時、いつも傍にいて子供達を癒してくれました。

 ・夏場、我が家の2階は暑く、よく夏休みは1階の部屋に布団を敷いて、全員で寝ました。
  その布団の上を子供達やミルが走り回り、子供もミルも布団の上下が分からない状態で朝を迎えていました。

     ・ ・ ・

みんなを笑顔にし、癒してくれました。
ミルの一生は、我が家の子供達の成長軸と同じでした。

そんなミルは子供達が成人し、すっかり大きくなった頃、
関東で働いている娘がお盆に帰ってくるのを待って、挨拶をして天国に行ったのかもしれません。。


ここ数か月は介護状態だったミル
床ずれができ、いよいよ水を喉へ流し込んでも飲み込めなくなりました。
14日、お盆休みだった私はミルを抱いて、妻と共に家で過ごしました。

身体中が痛いのでしょうか。小さな声でしばらく鳴き続けた時もありました。
突然起きて、やさしく鳴きながら前足をやっと動かす時もありました。(一緒に走っている夢を見ていたのでしょうか)
呼吸が荒くなったり、眠ったりを繰り返しながら・・・
やがて、私たち夫婦に看取られて、静かに眠りました。


最後にミルは死をもって、私たち家族に教えてくれたのかもしれない。
動いていた心臓が止まる。
つまり、時間には限りがあることを。終わりがあることを。
だから、日々を当たり前と思わずに、大切に・・・と。



葬儀の際に次にようなことがありました。
火葬中に隣の建物で説明を受けて出ていくと、何と火葬中の建物の上空に 美しい虹 が掛かっていました。
「雨も降っていないのに珍しい」 と係の方が。

誠に勝手な解釈ですが、
あの虹を通して、
ミルは一生を共に過ごした私たち家族や
ここ数か月、夜中に何度も何度も起きて誠心誠意に介抱した妻へ、
「ありがとう」と手を振ってくれていたのかもしれない。

あの虹をそのように思うことで、心が救われます。


今は、ただ安らかに眠ってほしい

ありがとう ミル
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