このブログでも何度か登場している年上の愛犬
トイ・プードル犬 ミル
(約7年前)
加齢とともに体が弱り、自分で立ち上がることが出来なくなりました。
後ろ足は完全に麻痺しており、感覚が無いようです。
歩かないため、腰からお尻、太ももの筋肉はすっかり痩せてしまいました。
立ち上がって、自分で水を飲むことが出来ないので、2、3時間おきに家族で水を飲ませます。
体調が良いと自分で飲めるのですが、
自分で飲めない日は注射器のようなもので口から喉へ流し込みます。
最近は自分でオシッコを出しにくいようで、
お腹の辺りを触り、張っているようだと優しく押してやります。
すると排尿します。
そんな状態のミルですが、強い生命力を感じる瞬間があります。
そう、次のように食べている時・・・
抱きかかえても、後ろ足はダラリとぶら下がっています。しかし、顔の動きは異なります。
目が見えないため定まらないのですが、とにかく匂いのする方向の空をパク!パク!と。
顔の前にご飯を持って行くと、力強く食べるんです。
食べることが生きること
と感じるくらい・・・
子供達が幼い頃、我が家に来て、約17年
(5年前 写真右が年老いてきた頃の”ミル”、左は若い”福”)
家族をどんなに癒してくれただろう
家族をどれほど笑顔にしてくれただろう
頑張って食べているミルを心から応援したい
ミル、がんばれ!